1000時間ヒアリングマラソンをやってみた

今回はアルクの通信講座、「1000時間ヒアリングマラソン」について書いてみたいと思います。

筆者は、5年ほど前でしょうか、2年の間にわたって当講座を受けていました。アルクと言えば英語ですが、「ヒアリングマラソン」も優れた教材だと思います。

 

「ヒアリングマラソン」の受講申し込みをすると、まず薄っぺらいテキストとCDが毎月送られてきます。そして書店でも買える英語雑誌『ENGLISH JOURNAL』もおまけに(?)毎月いっしょに届きます。

 

「ヒアリングマラソン」の目的は、1年でトータル1000時間、リスニングし、英語耳を育て上げることです。テキストはとても薄いですが、どのページも内容が充実しているので、ひと月にはちょうどいい分量ですし、バッグに入れて持ち歩いても重くならず、かさばらないので重宝します。

テキストの最後のページにはマークシートの答案用紙が1枚ついていて、毎月末にリスニングテストを受けられる仕様になっています。その答案用紙に、今月は何時間リスニングしたかを記せるので、受講を始めて1年後に、トータル何時間リスニングしてきたかが目に見えて知ることができます。(ちなみに筆者はまじめな受講生ではなかったので、2年のどちらも1000時間に届きませんでした…。でも留学経験を終えた今の方が、ヒアリング力を維持するためにも、受講すべきなんだろうなと思います)

 

おまけに毎月ついてくる『ENGLISH JOURNAL』は、店頭で確認してもらえれば分かりますが、CD付きのわりと重ための雑誌です。毎号有名人のインタビュー音声をCDで聞くことができ、その内容も雑誌本体に書き起こされています。英語初心者には到底ハードルが高く、どちらかといえば上級者以上の方を対象に作られていると思います。インタビューを受けているゲストは、英語学習者のためにゆっくりと話してくれている訳ではないので、「普段使い」の英語で話しています。留学経験があったり、普段ネイティブと会話する方でないかぎり、内容をしっかり聞き取るのは難しいレベルです。

英語教材は書店に行けば山ほどありますが、どれも比較的、英語が苦手で挫折してしまった人のために書かれたものが多いという印象があります。その反面、『ENGLISH JOURNAL』は英語が得意な人向けの、優良な雑誌であると言えます。あらゆる話題を多岐にわたって取り上げ、世界各国の現地の事情なども日本語でも解説してくれる『ENGLISH JOURNAL』は、単に「英語学習」が目的にならない、英語はあくまでも手段なのだと教えてくれる教材だと言えるでしょう。